キングダム50巻の予想する遊び

漫画のキングダム、読んでいますか?

 

なんかもう大人気らしいですね。

歴代発行部数ランキング | 漫画全巻ドットコム

このサイトによれば、全巻で3000万部。もう少しでちびまる子ちゃんに追いつく勢いとか。

 

話の内容は、紀元前の中国での動乱やら、戦争やらを描いている話。実話を元にしてるっぽいですよ。歴史全然分かんないんで忠実度具合は知らないですけど。

 

 

-まえがき-

私の中学校・高校の図書館には漫画「三国志」が置いてありました。

中高合わせて6年半ほど図書委員だった私は(??)図書当番でもないのに図書カウンターに居座り、ひたすら「三国志」、「美味しんぼ」、「ブラックジャック」、「火の鳥」などを読んでいたのでした。勿論、小説なども読んでいましたけどね?

 

そんな中で当時の私は、三国志の軍師に憧れていました。兵力が劣っているところを策で逆転させる、カッコ良いじゃありませんか。

世が世なら、軍師になりたかった…そう当時は本気で思ったのでした。

 

 

話はキングダムに戻りまして。

単行本49巻で主人公の同期兼ライバルに当たる人物、王ハン君のこういうシーンで終わります。

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回想の同期2『俺キテるわーって思うこと最近時々ない?偶然だろーけどすげーの見える時が。"大将軍"の見てる景色ってやつがだよ。』

王ハン「……関常。番陽を呼べ……巻き返すぞ。」

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王ハン君には見えたんでしょうね。大将軍の景色が。これから50巻で巻き返すわけです。私も大将軍の景色が見たい!これは予測をして遊ぶしかありません。

元軍師志望の私が49巻の王ハン君を導いてあげることにしましょう。

 

※連載している漫画雑誌やどこかの違法アップロードサイトでは回答がすでに出ているはずです。

私は単行本で読み進めているので、まだ先が分かっていないという前提条件で書いております。既に答えの分かっている方はニヤニヤしながらお読みください。

 

 

 

というわけで以下、本題。

テーマ「王ハン君は50巻でどのように巻き返しを計ったか。」

戦況詳細:

 

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玉鳳隊とあるのが王ハン君の軍。正面にガクエイ軍。戦闘に入る。

その後、バナンジ軍の後ろに居たチョウガリュウ軍が後ろから出てきて、亜光軍を攻めるかと思いきや玉鳳隊へなだれ込む。正面と左からの挟撃を受けている玉鳳隊。

また、亜光軍は突撃がくると身構えて居たので援護に一手遅れているが、8000の軍を玉鳳隊へ出すことを決めている。

 

 

前提条件:

・王ハン君自身の武力は高い。タイマンでもめっちゃ強い。

・王ハン君が巻き返すと言って居たので、第3の軍の介入は来ない可能性が高い。ここまで王ハン君に対して、援軍がくるという情報の描写はされていないはず。

・巻き返すぞと言ったが、巻き返せるとは言っていない。

 

 

回答編:

 

本命:チョウギガリュウの横っ腹に別働隊を当てる

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亜光軍が8000の兵を出してくれるので、チョウギガリュウ軍も挟み撃ちの形となる。そこで、王ハンが攻めてくるチョウギガリュウ軍の横腹を突きにかかることで、攻めの弱体化兼、3方向攻めを計る。

 

根拠…

・多分別働隊を出すでしょ、漫画の盛り上がり的にも。

・出してどこに行くと言えば、チョウギガリュウの横か、ガクエイの横しかない…と思う。別働隊を率いて遠くまで行く時間はない。

・王ハンは武闘派なので、少数でも案外仕事をこなすかもしれない。

・「番陽を呼べ」と言っているので番陽にこの場を任せて、本人が別働隊を率いそう

 

反論…

・攻めてくるチョウギガリュウの横から入るって超危険なはずで、実際には勢いに飲まれて死んじゃいそう。

・別働隊を率いて軍を割く余裕ってあるんだろうか。

・それぐらいでチョウギガリュウの攻めは衰えるのか。

 

 

対抗:ガクエイ軍を一点突破して突っ切ってゴチャゴチャにする

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根拠…

・攻めになるので動きやすく、チョウギガリュウ軍の攻めをある程度いなせる(ガクエイ軍に阻まれる形になる)

・別働隊を出さないので、現状からの一手が早い。別働隊を出す余裕すらなければありえる

・そのままガクエイの首を取れると、士気が上がってチャンスができる

 

反論…

・敵を突っ切るなんて簡単に出来るんか?実現性を求めたら終わりなのか?

 

 

穴:描かれて居ない援軍が来る。飛信隊とか。

根拠…

・飛信隊(主人公の軍)は左翼から中央に前日場所を移している。

・前日の戦でも、飛信隊は中央から左翼まで走って援軍に出た。

 

反論…

「大将軍の見る景色」のエピソードを思い起こすほど、本人の策ではない

 

 

大穴:檄を飛ばして乗り切る

根拠…

・亜光の援軍が来るまで耐える。

・すごい!若(王ハン)様の檄は既に大将軍の域だ!

 

反論…

・あんまりそういうタイプじゃない

・前の巻でも檄がキモとなった。強調の意味での天丼は面白いとも言えるが、飽きる。

 

 

 

はい、以上!

本命、対抗あたりに引っかかってくれないかな、全く違ってたら笑っちゃうな。

結構緊急事態すぎて、策を軍に伝える時間なんてないと思うんだけど。

漫画の描写としての面白さもあるから、難しいよね。地味に勝つっていうルートが存在しにくいでしょ。もしかして予想するのに向いてない作品なのかな。

 

探偵ものとか、みんな犯人はだれか考えてやるんかね?

私は全く気にせず先に進むから、この後どうなるかに考えを巡らす経験は少なかったので新鮮でした。