ファミマのホットスナックが美味しい話

ファミマのホットスナックが美味しい話

 

それだけの話

 

 

 

ファミマのホットスナックがうまい。

「ファミマの焼き鳥旨すぎる♪」のCMを香取慎吾がやっていたが、本当に美味しい。ももと皮、タレと塩の計4種類がある。僕の推しは皮塩である。焼き鳥の皮に塩をかけたものに、良いも悪いもあるのか知らないが、とりあえず脂まみれになれて美味しい。最高。

 


最近は肥るので皮は控えている。

 


モモばかり食っている。

 


モモに少し飽きた。

 


って状態だったのだが、今日は「肉まん」「プレミアム肉まん」「チキンスティック(トムヤムクン味)」を食べて

ファミマが旨すぎるのは焼き鳥だけではない!?ホットスナックがうまいのか!?

という気持ちになったので、書くに至った。

 

 

 

長い残業の後、晩飯代わりに軽いものを食べたいなと思ってファミマに立ち寄った時にプレミアム肉まんが目に入り、いかに旨いか通常の肉まんも買ってみた。

プレミアム肉まんが180円くらい、通常が130円くらいだった気がする。通常肉まんは正直大したことはない。昔ながらの、謎の餡に小麦でできたらしい白いもので包まれたものだ。

 

 

 

「状態が旨い」みたいのがあると常々思っている。

つまり、まず口にいれる状態となった料理がある。それの状態だ。

「キンキンに冷えた」なのか、「湯気のたった」なのか、「眺めのいいレストランで食べる」なのか、「好きな人と食べる」なのか。

 


で、肉まんというのは状態ポイントを稼ぎやすい。具体的には「柔らかい」「温かい」「外で食べる」「中に別の(美味しい)ものが入っている」などだ。これらは、よほどマズい肉まんでない限り得られる、肉まんの状態の旨さだ。

 

 

 

通常肉まんは、美味しかった。しかし、状態としての旨さが殆どだ。味はよく分かんない。100円のギョウザみたいな味だ。

 

 

 

プレミアム肉まんは凄い。状態としての旨さは勿論備えているが「柔らかい」評価に追加点がつく。

プレミアム肉まんの柔らかさが天使のほっぺだとしたら、通常肉まんは象のお尻だ。

 

 

 

…というのは漫画美味しんぼでうどんを食べたときのリアクション。食べ物の柔らかさを表現するとき、いつもあのセリフが脳裏をよぎる。自分のうったうどんが象のお尻で表現されたうどん屋がかわいそうでならない。

 

 

 

プレミアム肉まんは柔らかい。フカフカだ。あえて自分の言葉で例えるなら低反発枕のような柔らかさだ。

それより具だ。具がうまい。その前に通常肉まんを食ってしまったので感動的にうまい。

肉まんに肉汁なんて概念あったのかと思ってしまったほどだった。

250円の餃子の餡くらい旨かった。

 


肉まんという状態で250円の餃子の餡を感じられる。大変良い時間であった。

 

 

 

 


あと、チキンスティックも買ったのだ。揚げ鶏みたいなやつ。

これもうまい。特段好きではないトムヤムクン味も、チキンスティックという状態で食うとなかなか面白い。これで米でもあれば、普通に満足のいく食事になるかもしれない。

自炊ならあんかけご飯として食べてもイケるだろう。100円以下と安かったはずなので、気が向いたら食べてみてほしい。