転職を断念した。

転職を断念した(明るい話題です)

 

 

7社、転職先候補があった。副業を斡旋してくれたサービスから5社、その他求人サイトから2社。

副業を斡旋してくれた会社は大きめ企業のスタートアップで、全然名前が通っていない新サービスだった。

応援の気持ちも込めて、ここで決めれたらいいなーとぼんやり考えていた。(あと手数料より紹介実績が欲しいはずなので少し年収多めにもらえるかもしれないと思った。)

 

3社書類で落ち、1社が募集終了で落ちた。この書類で落ちた会社らはそこそこ有名なウェブサービスで、エンジニア環境の良さそうなところであった。

要するに高嶺の花で不合格でも仕方ないだろうなと思っていた。妥当だと思ったし、そういうレベルの経歴なのだなと思った。

 

3社のうち1社は会社紹介で興味を失った。エンジニアの技術レベルが低そうに思えた。ある程度高い水準に身をおかないと、学びにもキャリアにもなりにくいだろう。

残りの2社が最終面接まで残った。

 

1社は最終面接で落ちた。会社のマインドに合わないとのことだった。実際に合わなかったのもあるだろうが、質問を結構深堀されて気圧されてしまい、上手に話せなかったようにも思う。

最近前田慶次の小説を読み直したところだったので、豪胆さが欲しい…と少ししょげた。質問を即座に返す才が欠けているので、ゆっくり考えて自信を持って発言する思慮深い人っぽさを目指したい。

 

最後の1社は珍妙な話だが、最終面接ではなかった。

冒頭で書いた新規仲介サービスとの連絡ミスだそうで、ちゃんと説明してくれた。でも最終面接だと思って最終面接じゃないの結構ストレスになる。

それじゃ次が最終面接なんですか?と聞くと3次面接も最終ではなかった。イマドキITでそんな面接する?意思決定の遅い会社か?人の時間奪う自覚と罪悪感ないんかな?などと思うと嫌になって辞退することにした。

ちなみに1次、2次面接はどちらも技術的な問いばかりだった。おそらく3次、4次は会社のマインドに合うかという面接なのだろう。

 

そんな感じ。

転職活動を続けるか悩んだが、ここで区切ることにした。

理由の1つは引っ越しで、早いとこ職場が決まれば職場の近くに住む予定でいた。

しかし、職場が決まらないから引越しもできない。という状況は避けたい。引越しは仕事の状況に関わらずやりたい。何がなんでもやる。

転職と引っ越しがセットでないなら転職の恩恵が薄れてしまう。だから転職の意欲が下がった。

 

理由のもう1つはマインド。今まで現場出向で働いていたから忘れかけていたが、やはり自社の社員にする人にはマインドを求めるんだなと思った。

(会社が用いた文字通りマインドって言葉を使っていたけどイライラするな、価値観と言い換えます。)

やはり会社の価値観に合う人を求めたがる。おそらく私みたいな「快適に開発できれば商品はなんでもいいよ」な人は価値観が合わない。

なんでもいいよ というのは何でも好きになれると思うよ っていう意味であるが、もっとグイグイ来る人が欲しいのだろう、きっと。

逆に、このサービスの開発を是非やりたいと思える会社は最初の7社の候補の中でも1社あったかどうかである。

 

雑なことを言うなら、企業が自社の社員に求めるのは自社にどうしても入りたい意欲的な人だ。そして自分はそうではない。

このまま転職活動を続けてもその状況は変わらないだろうなと思ったため転職活動を切り上げた。

 

 

 

はーようやく転職活動を振り返れた。今後の方針を少し考える。

 

まず思いつくのは書類落ちを防がねばならぬ。ポートフォリオなどを作成し提出できるようにしておく必要がある。

具体的にはそれなりに整えたソースのアップロード、製作物の整理、それらを見やすくする工夫。まあポートフォリオサイトでいいかな。

 

あと、そもそも社員になるっていうのが向いていないかもしれない。今回振り返った通り、転職の価値観がそもそも企業と合いにくい。価値観ガチャで当たりを引くまで面接を続けるのはアホらしい。

たまたま面接時に合ったとしても、どこかで曲げないといけない日がくるのだろう。

それに、簡単にポートフォリオというがこれも大変だ。ポートフォリオが自分のやりたいことと合致していれば良いが、合致していないなら茨の道である。

社員でいるのをやめよう!というのは早計だが、社員になるのが向いていない、そう思ったということだけ書いておく。

 

 

目先の方針はとりあえず現状維持と改善。

読書と読書ブログ、副業と本業はこなし、ゆるい運動を継続。

作りたいアプリがあるからそれの着手を少しできたら尚良し。

 

そして楽しい楽しい引っ越しです!快適で清潔なお家で生活を送れば人生は好転します。知らんけど!