寝言です

今を楽しむことが人生の肯定である

 

 

どうも、名言らしい言い方をしたがる人です。

人の行い、ひいては人生を見て羨ましくなり、自分の人生なんか…と卑屈になることがたまにあります。

生活、仕事、給与、恋人、人間関係、技術、成果などなど…

 

「人と比べるな」なんて言葉はありますけれど。

なんでも違いを判断するためには比べる必要があります。オレンジとリンゴの違いは比べることで分かるようになります。いわば人間の基本スキルで、生活で生じる判断の全てが比較によって成り立っています。

それを比べるなと言われてもしっくり来ません。「鈍感になれ」のほうが収まりがいい気がします。

 

お、なんだか哲学者みたいですね。最近そういう本を読んでいたので影響を受けているんでしょうか。

 

 

そういうわけで、比べる前提で考えてみました。

僕の1日の自由時間が3時間、Aさんの1日の自由時間が5時間だったとします。負けていますね。

しかし僕は、Aさんの5時間よりも、ずっと価値のある3時間を過ごせたとします。それなら僕の方がいい人生を過ごせています。

 

現実的には、それらを比べる意味はありません。Aさんの時間の充実具合を客観的に知る方法はないですし、価値のない行動だと思っていたことが思わぬ価値を生むことだってよくあります。何よりチマチマ比較し続けるのは精神を病みそうです。

 

大事なことは、今ある環境で価値のある時間を過ごすことです。

それこそが負けている僕の勝ち筋であるし、逆転したならば「今ある環境」を作り上げたこれまでの肯定でもあります。

 

すなわち「今を楽しむことが人生の肯定である」

ということで、自分の中でしっくり来たので書いてみました。

ちょっと宗教みたいですね。おやすみなさい。

 

 

 

追記:

「価値のある時間」や「価値のない行動」なんて表現するから価値主義、合理主義の意識高い文章っぽく読まれちゃうかなと思ったので追記。

自分にとって価値があることが大事です。美味しいもの食べるのも、お風呂でのんびりするのも全然アリです。