前現場の反省

4月で今の現場を辞めることにしまして、5月から新しい現場に入ることになりました。

 

弊社はその辺の希望を割と汲んでくれるので助かっています。

昨年1月からその現場に入ったので1年半弱。僕が辞めることを言わなければもっと居られたと思います。

「現場は予算が決まっているので、同じ現場に単価アップの交渉を求めるのは良くない」というのが弊社の理論のようで、同じ現場で単価アップはあまりしてくれません。

なので、単価アップを狙うためには現場を移動する必要がありました。

 

僕としては同じ現場で単価アップしている人を(別の会社で)見たことがあるので、その理論は怪しいと感じています。

ただ、予算決まっているというのは本当だろうし、であれば他の現場に移動したほうが上がり幅が大きくなりやすいと納得しています。

 

そんなわけで、現場変更します。

1年半弱も居ましたし、在宅ワークも行いました。色々振り返りたいと思います。

 

・辞めることについて

 辞めるタイミングには概ね満足しています。今までアプリの立ち上げからリリースまで通して参加したことがなかったのですが、今回は全て参加することができました。1年ほどで辞めるつもりだったので少し長くなってしまいましたが、いい経験ができたと思います。(この経験というやつが次の案件面談で役に立ちます)リリース前は残業や休日出勤があって大変でしたが、リリース後は丸一日仕事がない日もありました。1年で辞めていたら忙しい時期だけで終わっていたと思うので、お得なタイミングで辞めれたと思います。

 辞めるキッカケですが、二人いるリーダーの片方が、少し乱暴な言い方をする人でずっと引っかかっていました。スケジュールの会議中「この日にはなんとしても終わらないといけません。徹夜してでも終わらせます。」みたいなことを言い出します。リーダーというのが大変だというのも分かりますが、徹夜はあまり使って欲しくない言葉です。そして先日、その人から仕事の依頼があった時リスペクトが足りないなと感じました。分かりやすく言うとナメてるなと感じたので、この現場を離れることにしました。先述の通り辞めるに適したタイミングだったので軽率だったということもありません。ダラダラこの現場で続けずに済んだ最後の一押しという感じで、結果良かったと思います。

 

・学びについて

 かなりデカいプロジェクトで大量のソースコードがありました。便利なパーツが沢山作られていて、一部自分用サンプルとして使わせて貰おうかと思ったんですが、そういうこともせず。(ソースコードを完全にコピーするのは犯罪なので、覚えて個人で再現するという意味です)iOSエンジニアとしての勉強をあまりやらなかったのが課題です。

 とはいえ殆どは調べながらやればできるので、早く実装するワザを取得するという意味ですね。書き方を覚えるとか、自分用のサンプルコード作るとか、そういう路線です。

 あとはJenkinsとか、サーバーとか、Androidとか、スクラムとか、iOSに関連する技術を学べばよかったんですが、ちょっとしかやっていません。ここは反省です。先日の面談にて開発体制に関する問答があって、そこが曖昧で見送りとなった会社があったので学びの足りなさが敗因でした(別の会社に入れたのは学びを足りていることが勝因だったので、過度に落ち込むこともないと考えています)GW中、この辺りも補強できるといいですね。

 

在宅ワークについて

 やっぱりサボっちゃいますね。これは普段より集中して効率よく仕事ができて、その分時間が余ったとも言えますし、そんなに悪いことではないと思います。その時間を学びに使えたらなお良しでした。締め切りは大体守れましたし、自分起因の大きなミスもなかったと感じています。

 在宅ワークなので業務コミュニケーションは厚めにやりました。多少ウザかったかもしれませんが、必要悪だと思います。スクショにちょっと文字を書くとか、そういうワザを使うといいですね。

 仕事の見積もりは今回多めに言うことにしました。これは残業時間を減らすのに効果的で、正解だったと思います。リーダーの圧に負けて多めに言わないこともあったので、強気でいくようにしましょう。

 

・現場変更の面談について

 先述の通り、勉強不足で見送りとなった案件があったのでここは課題。そのほか、概ね好印象で進められたと思います。ビデオ通話では背景の都合上(ベッドが写ってしまうので)立って通話したんですが、立って話すと緊張してしまうので座ったほうが良かったです。緊張したら水を飲みましょう。

 単価は+3万、4件目の面談で決まりました。単価をもう少し上げるか、現場をもう少し吟味しても良かったかもしれません。

 新しい現場は大体週4勤務、週1出社。少人数メンバーで、マイナーなアプリのようです。マイナーで少人数だと優秀なエンジニアが少なく、学びがあまりないことが予想できます。またメジャーだと、次の面談で聞こえがいいです。メジャーなアプリ開発に関わっていたからといってその人が優秀なわけではないですが、やっぱり印象が違うと考えています。また、当然フルリモートのほうが良いです。(弊社は交通費が出ないので尚更)

 終わってみればもう少し粘っても良かったかもしれません。ビデオ面談でかなり楽だったんですが、それでも仕事の合間で面談するのが面倒で根負けした形です。最後まで決まらなかったらと嫌だなと、日和ったかもしれません。

 単価に関しては最初にこちらが提示する額なので、案件によって変わることは殆どありません。「もう少し下げること可能ですかね?」というやりとりがあるので、高めに提示して、いくらまで譲歩できると言ったほうが良かったかもしれないですね。

 

その他

・現場を離れる際、感謝の言葉を頂きました。建前みたいのはどこでも頂くんですが、今回は少し多めに頂きました。僕も進歩したかもしれません。また、僕もそういうのを言えるような人になれるともう少し円滑なコミュニケーションできるんでしょうね。

 

こんなところでしょうか。2時間ぐらい書きました。