アプリエンジニアを辞めるかもしれない話

日常の中でたまーに起こることの話なんだけど。

ぼんやり考えていたことに輪郭が付いた時。あるいは、思考の端の方にあったものを注目した時。

その感覚って結構大事だなと思っていて、ブログに書くとか、ツイに書くとか、日記に書くとか、人に言うとか、何かしらやっている。

リスクとか実現性とか吟味しているわけじゃないので、実際にその行動を起こすことは少ないけれど、思ったこと自体が変化だと思う。

例えば数年前に、ゲーム制限するとツイートで言って制限期間のアンケートを取ったことがあった。

結局ゲームにズブズブの僕はゲーム禁止にすることは出来なかったけれど、あれからゲームプレイに対する考えとか、費やす時間とか、その効果とかをより考えるようになったと思う。

 

そんな前置きの上で、今日の思考は「僕が人生を費やすものはアプリエンジニアじゃないな」だった。

 

 

 

なんとかアプリエンジニアとして並程度、働けるようにはなったらしい。

それは複数の会社に派遣されたり、副業をやってみたりして分かった。どれぐらいの金額を要求できるレベルかも理解した。

その上で、このアプリエンジニアという道を極める意味は薄いなと思うようになった。理由を書いてみよう。

 

・最新の技術を勉強、習得しても現場では使えない

新しい技術をアプリに取り入れようとすると、古いiOSのバージョンを切らなければならない。

しかし、古いiOSのバージョンもサポートして、沢山のユーザーを囲いたいのが現場の本音。ビジネスとして当然の選択だと思う。

最新技術を学び続ける意義がとても薄いのが実状だ。

 

・アプリDIYのスキルは十分身についた

iPhone、AppleWatchのアプリが作れるようになった。自分が新しく習慣化したいことがあれば、それらのアプリを自前で作ることができる。

このスキルは自分にとって十分価値のあるものだと思う。

 

・収入がこれ以上上がりづらい

これからは仕事の負担や、自己学習の負担といった労力の割に収入が伸びない領域になると考えている。

現に職場ではずっとミーティングしている人や、残業続きの人など忙しそうにしている人が沢山いる。

彼らのほうがおそらく自分より収入は多いのだろう。だが全く羨ましくない。

 

・人生をアプリエンジニアに賭ける気にはならない

僕はとりあえず生きれるらしい。本業はさほどストレスなくやれているし、いざとなったら副業で食いつなぐこともできる。

生きれることが分かると、今度は生きがいを求めたがる。

既に書いた理由もあって、今はアプリエンジニアに熱を持てなくなっている。アプリエンジニアは生きがいにはならない。

 

 

それじゃ次はどうすんだ!という話である。

一応、少しだけ候補が浮かんでいるので一応書いておこう。

1つ目はAIの最先端を目指す。Siriとかアイアンマンのジャービスのようなやつ。

2つ目もしくは拡張現実。ウェアラブル眼鏡とか、触覚デバイスとか。

どちらも更なる高み、更なるリアリティを目指すエンジニアと考えている。楽しそう。

この要は今のアプリエンジニアで起こっている「既存の技術で無難な商品を作る」のではなく、「思考錯誤して高みを目指す」を行うことである。

全く専門外なので学び方すら分からないが、まずは実現性などを調べてみよう。

おやすみなさい。

 

 

追記

AIということで、Aiboの求人を調べた。

https://careers.i-web.jpn.com/s/bosyu/career/search/detail.html?no=526

「ロボティクス向けシステム(認識、行動計画、運動制御)の開発経験、もしくはAIやエージェント、ロボットのSDKを使ったアプリ開発経験。」「TOEIC650以上」