沖縄に行って知ったこと_88

沖縄へ2泊3日で旅行に行った。全部書こうとするとキリがないのでベタなところはすっ飛ばし、行かないと分からなかったことを書こうと思う。

 

 

 


・沖縄は住み良いかもしれない

失礼な話だが、沖縄は住みにくいだろうと思っていた。

暑い。狭い。通販の買い物に離島の追加費用がかかる。食事は豚肉と極彩色の魚しか食べられない。そんなイメージ。

だが実際に行ってみると全くそんなことはなく、とても住みやすそうだ。

 

 

 

まず暑さについて。GW2週間前という時期に行って、晴れた真昼は耐えられないほどじゃないが暑かった。真夏では当然もっと暑いだろう。これについてはイメージ通りである。

とはいえ、沖縄の気候について調べてみると真夏の平均気温でもそこまで上がらないようだ。一番暑い時期も大阪と大差ない。

https://www.jma-net.go.jp/okinawa/know/kaiyo/tenko/hontoukikou.html

むしろ1年を通した時の寒暖差が少なく、体調を崩しにくいというメリットがありそうだ。

 

 

 

食事について。旅行先で地域住民が使うような普通のスーパーマーケットに入るのが僕の趣味なのだが、どこも品揃えが豊富であった。傾向としては豚肉が多め、あまり見ないお菓子や魚があるが、逆にいえばそれくらいしか違和感がなく、記憶が正しければ鮭の切り身すら売っていた。食べるものに苦労することはなさそうだ。

 

 

 

狭さについて。狭さは全く感じなかった。高いビルもなく、公園や空き地が多くあり、すぐ近くに海があるので開放的。道路も広く、中心部は片道4車線もあった。北海道というクソデカの土地から生まれたので、沖縄って小さいんでしょという偏見を持ってしまっていた。

離島と言っても本島は広い。美ら海水族館へのバスが片道2時間も掛かったし、まだ行っていない町はある。これだけあれば十分だろう。

 

 

 

金について。沖縄には金があり、潤っているように素人目から見て思った。先述の片道4車線も、土地なんかより金のほうが問題だろう。道路はキレイだし、市役所と図書館は大きくて立派な建物である。

そういうところは住民の福利厚生であるから、潤っていることは重要だと思う。

 

 

 

住民について。(当然、旅行者の印象にすぎないことをことわっておく。)

いろんな店で買い物をしたが、沖縄の店員はグイグイ来ず、少し離れて見守ってくれる。しかし愛想が悪いわけでなく、話してみると聞いてないのに道を教えてくれたり、別の店を紹介してくれたり、サービスしてくれたりと親切で非常によかった。

観光者慣れしている、経済的な余裕がある、といった原因も考えられこれが県民性だとは断言できないが、いい印象を抱いた。

 

 

 

旅行先で住んだ時の想定をするのは初めてだったので、よほど気に入ったのだと思う。さすがに将来沖縄に住むことはないと思うけど。

広々としていて、海があって、潤ってそうな場所が僕には良いのかもしれない。

 

 

 

 


かりゆしウェアにハマる

太っている人間にとって、夏服は頭を悩ませる問題である。

Tシャツだと体のシルエットが出るし、汗で汚らしく見える。

シャツは前を開けるので結局Tシャツを着ることになるし、シャツも色選びが難しい。白は無難だが面白くない。


かりゆしウェアはシャツに沖縄の柄をあしらったもので、ビジネス用途でも使うため前のボタンを閉めて着る。

柄シャツはあまり煩いとヤクザっぽいが、控えめだと可愛らしくて良い。通気性もいいし気に入った。

初日に何気なく入ったデパートで見て気に入り、最終日も探し回った。

結局1着目を超えられず2着目は買わなかったが、もうしばらく、夏はかりゆしウェアが正解なんじゃないかと思っている。

そういえば大学のサークルにいた人が、沖縄だかハワイだかに行き、かりゆしウェアだかアロハシャツだかを来て学校に来ていたのを思い出す。十数年経って彼に追いついたのかと思うと少し情けないが、今回沖縄に行かなければずっと気づかなかったろうし良かったことにする。

 

かりゆしウェアは今回の旅行で得た大きな成果であった。