菊と刀とか_142

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GW後半の話。
色々考えた挙句、長めのウォーキング、喫茶店読書、バジルの苗植えをしていたら終わった。
老後のように地味だが、性分通りに暮らせたのは良かった。高カロリーのものも避けて、ダイエット的にも〇。
ウォーキングは知らない道を適当に歩く物だったが、居心地のいい喫茶店や小川のある緑地を見つけられて満足。
街を歩きまわると地域の店の開店・閉店情報にも詳しくなり、地元民とその話で仲良くなれる。RPGみがある。
バジルはプランターや土、液体肥料を買ってくるなどして結構大変だった。
植えて数日だがバジルは成長が早く、もう葉っぱが増えてきている。今年の夏は好物のジェノベーゼを沢山作りたい。


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ようやく「菊と刀」を読み終わった。読書メーターに書いた僕の感想をここにも貼っとこう。

 

 

ここ数年で1番面白い本だった。誰も教えてくれない日本人の価値観が詰まっていて非常に興味深い。テーマの例として「義理」の考え方、天皇はどういう存在だったか、父親や姑はどのような役割があるかなどがあった。 
ここに書いてあることが正しいというわけでなく、むしろ時代遅れの思考が殆どだと思うが、今でも残っている風習の理解に大変役に立つ。例えば「ありがとう」と「かたじけない」と「すみません」がどう違うのか、言葉の意味も含めて理解するには義理や恥の文化を理解しなければならない。
父親や祖父世代と話の前提が違う時も、この本で過去の常識を学んでおくことで歩み寄れることがありそうだ。急にこれだけ時代が変わったのだ、少し同情してしまう。 
文章の読みやすさ、翻訳の具合は非常によく、ボリュームのある本書だが読み切ることができた。

 


本当にここ数年で一番面白かった。日本の文化と哲学がどういうものだったかを知るのは結構実用的で、こういうことを学校の日本史で習いたかったなと思うね。
この本(原著)が出版された1946年、つまり終戦の頃から大きく世の中が変化している。スムーズに変化できた文化と、できなかった文化があり、この差から現代の問題が生まれていることも多い気がする。ジェンダー問題、パワハラ、学校のいじめとかね。そういうもののバックグラウンドを知るのにも良さそう。

 


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話し合いで解決すべき は話し合いが得意な人の理論。
とか書いてみたりする。先週書いた「そういうお前はどうなんだ」で改めて、TRPGのロールプレイや人狼系、マダミス、アドリブ、大喜利、議論が弱ぇ~と思ったもので。
苦手意識とか言ってないで練習で改善しなくちゃいけない案件なんかな。弱者戦略してるだけなんだろうか。

 


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最近の睡眠は上手くいっていない。
季節の変わり目で寒かったり暑かったり、それに伴い暖房を入れたり、暖房の風が直接当たるから頭の位置変えてみたり、アイマスクと耳栓で寝てみたり、起きた時耳の異常を感じてやめてみたり。
変化につぐ変化で上手くいかない。週末で調整します。

変化が好きで多くのことを一度取り入れること自体は僕の性質としていいと思うが、こういうところに副作用が出るね。