小学校以来、ちゃんと泳ぐのは12年ぶりくらいになりましょうか。
すごかった。プール。
何から書いたらいいのか。
全部書こう。
コンビニに届いた水着を受け取った。開封してみると、案外普通のパンツだった。よしよし。その他グッズも問題ない。耳栓鼻栓も入っていたが、小学生時代はどちらも使っていなかった。とりあえず耳栓だけ所持。
到着、まずは二階の保護者席みたいなところで偵察。案外おじさん多し、僕と同じような体系で、僕より年の行ってそうなおじさん発見。ちょっと安心。
25mコーナーでガッツリ泳ぎたいし、ちょっと人が減るまで待とうかとスマホして待機。
近くにいた女の子が可愛い。お母さんにアイスをねだっている。「だって食べたくなっちゃったんだもんーーー！」かわいい。うるさいけどかわいい。
奥では中学生らしき団体が人狼をやっている。「ハァお前俺に投票したの！？バカじゃないの！！」人狼はそういうゲームです。許してあげてほしい。
意を決して入る。2時間480円。ちょうどいい値段。通える。
更衣室は汚い…感じがしたけれど、要はメチャメチャ湿っているだけだ。そういえばプールの更衣室なんてそういうもんだった。
あ、そうか風呂と違ってメガネはダメなんだ。メガネを外す。何も見えない。張り紙があるたびに目の前まで近寄って確かめる。RPGの主人公みたいだ。
更衣室を出たところで迷いかける。危うく女性更衣室に入るところだった。まぁ入ったところで多分肌色なことしか分からないほど何も見えない。
監視員の人に目をつけられている気がする。明らかに異常者だもんな…
近寄ったらシャワーが出てくるヤツにビビる。目を洗う蛇口を発見する。プールといえばって感じのアレに懐かしさを覚える。
とりあえずプールサイドを一周して、配置されているアイテムと看板の確認をする。どうやらレーンごとにやれることが決まっていて、ウォーキングコースとか、往復コースとか、片道コースとかがあるらしい。
まずはフリーコースで腕慣らし。
一本め、ゴーグルが外れ５mで終わり。ゴーグル直して再開、１０mくらいで息がきれて終わり。そこからしばらく、２５mプールを泳ぎきれない。
どうも息継ぎの感覚を忘れているようでやたら苦しい。肺活量なども落ちているのかもしれない。息継ぎをこまめにして、なんとか25m泳ぐ。
その後、また２５m泳ぎきれなくなる。今度は腕がやたら疲れる。
二の腕から脇にかけてある筋肉で水をかいているのだが、そこがビリビリする。おかしい…子供の頃は何メートルでも往復できた気がするのに…明らかに色んな力が弱まっている。
というか、あの頃は疲れを全て「だるい」か「いたい」で済ませていた。ここの筋肉が痛いとか分かるようになったんだな…分析するようになったんだな…と謎の感傷に浸る。
痛いので休憩がわりにウォーキングコースで歩く。どうやら色んな歩き方があるらしい。僕も腕に抵抗をかける筋トレ？を編み出しやってみる。
息を吐いた状態で潜ると、水中で沈んでいられることを思い出す。水中であぐらをかいたりして遊ぶ。うん…水中で見た限り、女性は殆どいないらしい。子連れママが何人かいる。
裸眼だとほとんど見えないのに、水中のゴーグルだと結構クリアに見えるのって何なんだろう。光の透過率的な何かが作用しているんだろうか。
最初は同世代ぐらいの人はいないだろうな…ちょっと行きにくいな…と思っていたけれど、行ってみれば何も見えない、何も分からない。取り越し苦労であった。ついでに、そこで友達を作るというのも難しそうだ。何も見えないし。
休憩とプールの安全確認タイムが入る。これもまた懐かしいね。
腕をぐるぐる回すとすごい。疲労で痛い部分と、肩が外れそうになるガキンッという音が一周ごとにする。回しがいがある。
休憩終了。ちゃんと泳ぐも、やっぱり腕が痛くて続かない。
仕方ないので素潜り泳ぎ？をする。手を使わず、水中でずっとバタ足を続けて、１０mごとくらいに息継ぎをする。ラク。ようやく色々慣れてきて、楽しくなってくる。犬かきで25m泳ぎきれた。腕が余計に疲れた。
終わった後の暖かいシャワーが天国だった。鏡を見ると、僕の額には水泳キャップの跡がくっきり残っていた。恥ずかしい。
帰る途中道に迷って、行列のできた焼き鳥屋を見つける。かなり悩んだがスルー。スーパーを二軒寄り、明日飲み会で飲むかもしれないので泡盛「残波」をまた購入。
昨日の日記の反省をいかし、帰りには何も飲み食いしなかった。ブログ書いた甲斐があったというものだ。今は晩飯を食った後、焼酎で晩酌をしながらゲームをやっている。
うん、いい経験ができた。楽しかった。体はとても疲れたが、筋肉が痛むということはそれなりの負荷があるんだろう。ダイエットや筋トレ効果も期待できるかもしれない。水着も買ったことだしまたやろう。
