先日後輩が、僕が友人の職業を知らないこと(あんま興味がないと言った)に対してヤバくないですか?と言ってくれたことで、僕は職業を聞くことをタブーだと考えている事に気づくことができた。(他者への興味の無さは確かにヤバいのだが、これは本題ではない)
思い返すと以前父親に、僕の友人が何をやっているか逐一聞いてくるから、すぐに職業を聞こうとするなと嗜めたことがある。そういえば何でタブー意識があるのか考えてみることにした。
1.自分の仕事に誇りや自信を持っている人は少なそう
自分の周りを見る限り、自分の仕事に誇りや自信のある人は少ないように見える。そういう人は自分の仕事を言いたくないのではないか。
僕がそう思うのは仕事の良い話を滅多に聞かないからである。長期開発したものがリリースされて嬉しかったとか、やってきたことが評価されたとか、何かが改善されて良くなったとか、そういう話良い話を聞きたいのだが全く耳にしない。
本当に全く良いことがないのか、人に話すのはどうも遠慮してしまうのか、悪いところばかり見えてしまうのか、僕の付き合っている界隈が良くないのか分からないが、とにかく仕事のことを話したくない人が一定数居るように感じている。(当然、仕事のことを愚痴りたい人も多い。)
2.仕事のイメージに引っ張られる
仕事をしている以上誰しも社会を回していて、それによって誰かを助けているはずである。職に良し悪しはないと思うが、やはり世の中には良いイメージ、悪いイメージの仕事があり、それが聞く人間のリアクションで伝わってしまう。余計に傷つける必要はないと考えてしまう。また収入がある程度分かってしまうこともあり、これも聞くのは失礼にあたる。
3.その人を職で括ってしまうのを避けたい
「公務員だから真面目そう」「エンジニアだから理屈っぽそう」みたいな括りを誰しもすると思うが、一対一の対話の中でその予測は不要である。余計な先入観は排除したい。
1と2…相手側が聞かれたくないだろうから聞かない理由/3…自分が聞きたくない理由
ということで思考の整理ができた。
まあ、気を使いすぎかもしれない。30代にもなれば、たとえ聞かれたくない仕事だったとしても、聞こえがいいように言う術を身につけていても不思議ではない。
最初に除けていたが、やはり他者への興味のなさ、よく言えば他者への頓着のなさが大きいかもしれない。何をしていようと彼は彼であり、僕との関わり方に何も影響がないし、僕が評価する立場でもないのである。
と少し格好つけたところで今週の振り返り(?)はここまでとします。
来週の見通し
体調不良が治ったので、ジム通い習慣を再開できるとグッドです。