・居場所
月曜から金曜まで在宅ワークで、終わると外は暗くなっている。開発メンバーとの会話は1日1度のミーティングで、業務的な報告が淡々と行われる。これがずっと続いてきたし、これからも続く。
なんだか社会から隔絶されているような気分になる時がある。
休日は体調を整えたり、行きたかった店に行ったりしていて悪くはないのだけど、平日の虚無感が気になっている。
別に誰かと喋りたいわけではなく、誰かと誰かが喋っている空間に居て、僕は聞きながら別の事をしているだけでいい。変に気を遣って話しかけられたほうがダルいことは良くある。
Discordの通話参加や、大学の頃サークルルームへ顔出しすることの頻度が高かったのはそういう欲求からなのだと、不意に思った。
バーだろうか。この欲求を満たせるものは。
僕が今日まで抱いていたバーの価値観はハレの日に行くものだった。酒を飲むし、お金は掛かるし。
けど常連ってやつは日常的に行くのだから、ハレの日に行くものではない。
仮に「普段から酒を飲む、金は多少掛かっても気にならない」のであれば、バーはケの日になる。常連の人ってのはそういう状況なのだろう。
仕事が終わってバーに1時間居てそこから帰るって、すごく大学のサークルっぽいな。いいかもしれない。
試しに週1から行ってみようと思う。
・常識の違い
深夜にスイーツを食べていたら、叶姉妹の名言を思い出した。
『夜中に食べたら誰が太るって決めたの？アメリカでは昼間よ』
https://togetter.com/li/1850992
ツイッターで見た話なので本当に言ったかは知らないが、ここでは言っていたことにする。なんか語順も変な気がするが、これにも目を瞑る。
昔は、よく考えるなぁ、頭がいいなぁという、言葉の面白さを評価していた。いい大喜利の回答を見たかのように。
でも叶姉妹なら（オモシロ文字列を頭悩ませて作ったのではなく）自分の常識から本当にポロッと出た言葉かもしれないよな。少なくともアメリカに行ったことのない僕からは出ない。「日本の夜中はアメリカの昼間」という知識はあるけど、それが実感を持った常識にはなっていないから、その文字列は生成できない。
誰しもがこれまでの常識を経て、言葉を生み出し、行動をする。当たり前のことだが。
常識に関連した話で、最近は芸人のエッセイ本を読みラジオを聞いている。偉人の小説も読んだし、知らない人のブログも読んだ。そういう話者の常識や価値観が反映されたものを昔はつまらなく感じたが、最近は少し面白いと感じるようになった。
それと同時に、芸人も偉人も知らない人も、スゴすぎないなと思った。僕も彼らも大したことを書いていないし、大したことをしていない。そのことで少し気が楽になった。
そんな経緯から僕もエッセイっぽいものを書いていいような気がして、最近このブログはエッセイっぽい文章が増えてきているという事情がある。
・怒らせの反省
前々回から続く怒らせの件、ブログに書くのは今日までにする。ずっと考えても憂鬱になるだけだし、ブログとしても(自分のこと過ぎて)良くないし。
来週はゼルダの伝説について書きそうなので、ちょうど良い区切りになるだろう。
反省点を考えてみて、コトが起きた後の言い訳が良くないなとなった。
思い返せば過去2回、交際してもいない女性フォロワーを怒らせている。何かしら事件が起きて、その後の言い訳とか、雑談とかで逆撫でてしまうやつ。全然怒らせようとしていないのに。
ケンカ事情について話を聞いたところ、ある既婚男性はケンカした女性がキレている時だんまりになり、落ち着いてから話合うのが上手く回っているらしく、僕もそうあるべきだなと思った。
その場でゴチャゴチャ言い訳したって上手くいかないし、小賢しい感じがしてかっこ悪いわな。
喋りの下手さ、ミスの多さで損をするのは昔から仕事でもそうで、そこをITエンジニアの「多少ミスっても成果物出せばOKでしょ」という寛容さで少しは成果が出るようになったと思っている。
僕なら今後も交際でミスるだろう。コトが起きた後の対応は反省したほうが良いなと思った。
（正直交際の最初から、彼女の名前を呼び間違えるミスを絶対やると思っていた。浮気してないのに。）
しかし、今回のコトについて、最初から誤解があったとしたらゾッとする。
もし誤解だった場合、落ち着いて会話できれば解消できたろうに、誤解かどうかも分からず終い。そういう機会や関係性を作れなかったっていう事なのかな。
ひとこと：
厭世エッセイで韻が踏めるしタイトルにしようかと思ったが、穏やかじゃないのでやめました。
ポジティブでピースフルなブログにしましょう。
