パルワールド、スナック_128

-
パルワールド。
開発費10億、開発期間3年、国産インディーゲームで、5日半で800万本売り上げているということで話題。パクリ疑惑などでも話題。
内容をざっくり説明すると、経営+オープンワールド+パル(モンスター)集めのゲーム。経営ゲームは水力や火力をエネルギーしがちだが、本作は捕獲したパルを労働力にする。
パルの捕獲にはスフィアが必要で、スフィアや道具を製造するためにパルを労働させる。
こうして拠点を発展させる経営系ゲームと、パルを戦わせ捕獲するゲームという、別の面白さの歯車を嚙合わせたゲームである。
もちろんオープンワールドなので旅をするのも面白い。「こんなところに集落がある!」とか「この敵強すぎんだろ!」というのはオープンワールドならではの面白さ。
これだけ要素を盛った分ストーリーはほぼない。会話できるNPCは少ないし、ボスと戦う理由も明確でない。一応手記というアイテムを通してストーリーの補完をしているが、各地に散らばっているためクリア後のお楽しみに近い。
なんというか、いい具合に雑なのだ。ストーリーの薄さとか、導入の雑さとか、軽微な不具合とか、パルの扱いとか、キャラデザのパクリ疑惑とか。
しかしこれがゲーム体験を損なうかといえばそうでもなく、トータルで面白いんだからいいじゃんとなる。
この戦略をニンテンドーがするのは難しいだろう、自社ブランドに傷がつく。
こういう大手ブランドには出来ないゲーム体験をインディーゲームが補完してくれると考えれば、すごくいいバランスにあるなと思った。

ちなみに、フォローしていたポケモン絵師がパルワールドのパクリにショックを受け、自主的に活動停止になった。冷たい反応ではあるが、コンテンツに入れ込むって怖いなと思った。
やはりゲーム体験を重視してしまうゲーマーにはこの手の愛が理解しづらい。使いやすいUIや遊びやすいカメラワークはどのゲームもノウハウを取り込んで、もっと良い体験を目指すべきだ。
そのノウハウの中にキャラデザはどうしても入ってくる。人間がコントロールする以上サイズは決まってくるし、炎タイプが何色をしがちで何タイプに弱いかも、ポケモンが作った道を背くと絶対に遊びにくい。
あと遊んでいれば元ネタ分からないパルも多く、そんなにパクリ感もないけどね。確かに序盤に出てくるパルは似たデザインが多かったかも。

 

-
先日書いた、いきなりデートができるマッチングアプリで女性と出会った。
自分の好みのタイプなどを選択したのち、優先順位を選択してくださいというので、試しに性格・学歴・身長とした。すると35歳とマッチングした。
そうか、年齢の優先順位を上げなきゃいけないのかと後悔。
35歳の代わりに他が魅力的ということもなく(頭は良さそうであったが)楽しくお喋りしただけで帰った。

その夜初見の居酒屋に行った。常連に挟まれる形で座り、最初は居心地が悪かったものの酒が入り段々話せるようになった。食事もおいしい。
失礼な酔いどれオヤジに、それをたしなめるオバサン。イメージ通りのローカル居酒屋という感じで楽しかった。
僕が気に入っていた日本酒が美味しい店の話題になり、あそこおいしいよね!と評判良かったことがうれしい。他のいい店を教えてくれたりした。
常連さんが後輩である女子大学生を連れており、その子ともサシで色々話した。オタク要素も入っているようで話が弾んだ。むかーしの彼女に少し似ていて、なつかしさほんのり。
話していく中で後輩として(後輩でも何でもないのだが)応援したい気持ちになってきた。これから就活など転機もあるようで、本音を言えば成長を見守りたい気持ちがある。
連絡先は交換していないので、いつかまた会えたらいいな。
そのまま常連にカラオケスナックに連れて行ってもらった。大学時代に通ったカラオケがここで活きました。


その後一人で別のカラオケスナックに行った。ママさんが若くて若者が来やすい場所だという噂を聞いて、一人で行けそうだなと思った次第。(といいつつも、いつもビビりながら行っている。前日に下見までしている。)

確かに店舗の様子が外から見えて入りやすい。店内もきれい。
ジン系のおしゃれ酒がたくさん飲めておいしい。酒は月替わりということで、月1で通うとお酒学べていいだろうかと思ったり。

ここ数週間に人生の転機を感じている。お喋りが楽しくなり、軽い世間話ができるようになり、他の美味しい店など役立つ情報を教えてもらうという流れが他でも出来ている。
この流れに乗るとどこにたどり着くのだろう。所謂キャリアアップとは違うが、面白そうな流れである。しばらく身を任せてみようと思う。