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「ええかげん論」を読んだ。土井善晴先生と中島岳志先生の対談を本にしたもので、以前この2人で「料理と利他」という本を出している。こちらが面白かったので今回も期待して読んだ。
これが面白かった。合理主義、資本主義を正義とする一般的なビジネスマンと、全く違う正義がここにあるように思えた。調和、スローライフ、品の良さといったキーワードで表現したらよいのかな。全く自分の無かった思想でありながら、程よく腑に落ちる思想であった。
布教したいがかなり感覚的な内容で、仮に読んでもらえても共感してもらえるか疑問だ。働き盛りの30代前半に「お芋が笑ってくれる」なんてフレーズを受け入れてくれる人がどれだけいるのだろう。
土井善晴先生は料理研究家であるから料理哲学が多く出てくる。料理神話を解きほぐし、誰にでもできる料理を提案している。料理をしたくなる。
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料理をしたくなり、冷蔵庫を買いに行った。
今持っている冷蔵庫は上に冷凍室があり、よく使う冷蔵室の出し入れは低すぎて床に座らないといけない。それでも見下ろす形になるので食材の見落としが多く、腐らせてしまうこともしばしばあった。大きくて、上部に冷蔵室のある冷蔵庫が欲しいと常々思っていた。
以前見に行った時、店員さんから「11月には商品入れ替えがあり、新商品として値段が高くなってしまう。10月には売り切れてることも多く、9月後半が買い時ギリギリ。」
と教えてもらい、料理モチベが上がっている勢いで購入に至った。買った冷蔵庫はハイアールの286Lで、今までの倍くらい入る。
到着は来週、楽しみだ。
もちろん冷蔵庫が届く前から料理を始めていて、今週は自炊ばかりだった。
本の思想も少しは実行できているだろうか、豚肉が苦笑いしているかもしれない。
来週は冷蔵庫が届き、もっと自炊が楽しくなるだろう。
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温泉によく行くようになった。土、月、水、木と2日に1度ペースで行っている。
歩きで片道40分と大変遠いが、夜遅くまでやっている。その気になれば行けるというのは心の支えになる。
バスで行ったり、自転車で行ったりと模索してみたが、結局歩きが一番良さそうだ。
広々としていて長く入れるぬる湯も充実した、いい温泉である。客は少し多いのだが、地域の学生の会話をボンヤリ聞くのもいい暇つぶしになる。
流石に来週もこのペースで行くことはないだろうが、いい選択肢を持てて嬉しい。
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少し、メンタルが安定していない。
ここまでの文章だと本を読んで感銘を受け、生活を変え、温泉という趣味もできて順調そうだが、そう良いことばかりとはいかないのであるw
原因の洗い出しからいきますか。
・季節の変わり目
・寝不足
・多めのウォーキングで肉体疲労
・仕事がヌルすぎる
季節の変わり目、これはしょうがない。花粉が飛んだり、なんか寒かったり、服選びに困ったり、陽射しがよく無かったりと、大なり小なり誰でもあるでしょう。季節性うつっていう言葉もあるくらいだし、ある程度不可避だと考えている。時間で解決しよう。
寝不足。日々のゲーム、昼寝、温泉での寝湯、夜のカップヌードルなど、疑わしい案件はいくつかあります。とりあえずカップヌードルとお菓子を買うのはやめよう。あると食べちゃう人間である。
肉体疲労。温泉へ歩いて行くのはいいのだけど、それで疲れているような…。マットレスも良くないのかな、起きた時の身体がダルい。一旦マッサージ行ってリセットして、様子見しよう。
仕事がヌルいのは本当にどうしようか。自分からヌルいのを手放すのも辛く難しい。
先週は良い難易度の仕事があって面白かったんだけどな。仕事はパズルゲームではなくビジネスなので、常に丁度良い難易度が来るわけではないのだ、分かっている。これについては転職で解決する問題でもないし。
在宅でのいい趣味を作って、ヌルいうちに身体を楽にし貯金をし、暇なら趣味と株の勉強というのがこれまでの方針なのだが、なかなか身体は楽にならないし、痩せもしないし、金はかかるし、うまく行かない。
ヨガとストレッチを増し増しにするかぁ。
とまぁ色々書いたが、10月は楽しいイベントが多いし、冷蔵庫も届くし、何とかなるだろう。